尾高山・しらびそ峠
                     (2212m)           (1831m)

      尾高山
         尾高山は森林浴と家族でのハイキングに最適な山です。山頂まではツガ、シラビソ、トオヒなど針葉
       樹に囲まれた登山道を歩きます。倒木に生えた苔やむき出した木の根が、静寂な山を感じさせてくれま
       す。山頂は樹林帯の中のため南アルプスの方面しか展望は望めません。秋に行った時登山道でマツタ
       ケの香りが強烈にしました。連れて行った二人の娘と探したのですが見つかりませんでした。ツガ林にも
       マツタケが生え香りも強く、地元ではツガタケあるいはツガマツタケとも呼んでいます。

           コースタイム       往復3〜4時間

             
           しらびそ峠からの南アルプス           ハイランドしらびそからの前尾高山 奥に尾高山が隠れている

             
                 倒木と苔の被った登山道を行くわが娘 この頃はどこへでも付いて来た

      しらびそ峠
        矢筈トンネルの開通により近年車で訪れる人が増えた。以前は大沢岳への登山口であったが大沢
       渡に下りる登山道も荒れ、数年前には地元のベテラン登山家がここで亡くなっている。林道にゲートが
       してあるが、林道を行って大沢岳の登山道に途中から取り付くのも今は難しいようだ。(途中林道が崩
      れているためと登山口を間違えて入った跡があり詳しい者でないと行けない)
       上村役場の人に林道を整備して長谷村のようにリムジンを出さないかと一杯話しに(開山祭にて)聞い
      てみたところ、道路修復に相当な金がかかりとても無理との事でした。

     
      御池山 隕石クレーター
        平成15年、地元飯田市の小学校教頭の坂本正夫先生の長年の研究により、しらびそ峠から4Km
       程南に行った所の御池山一帯に、2〜3万年前に隕石が衝突して出来たクレーターが存在する事が、
       国際シンポジウムの研究発表で確認されました。地球上には約160個の隕石クレーターが確認されて
       おりますが、日本で確認されたのは御池山クレーターが初となります。

             
           しらびそ峠からのエコーラインにある案内板       クレーターの中をエコーラインが走る
    
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