ぼく  でん

                 中の湯 卜伝の湯     19.2.18

      卜伝の湯は上高地入り口の釜トンネルのそばにある温泉です。 安房トンネル工事に
     より中の湯の旅館が上に移転し、この卜伝の湯がそのまま残っているようです。
     名前の由来は戦国時代の剣豪塚原卜伝(1489〜1571)がこの地で修行しこの湯に浸か
     ったことからとされております。 卜伝は茨城県鹿島市の鹿島神宮の神官の子として生ま
     れ鹿島神宮駅前の公園には銅像も建てられております。


      この温泉を知ってから是非行ってみたいと思っていましたが、鍵を借りて貸切で利用す
     るため、シーズンは順番待ちのようで機会が作れませんでした。 冬場なら混まないと思
     い出かけて来ました。


                 
                  右奥は釜トンネル トンネル入口の売店で鍵を借りて入る。

               
              
岩には苔が生え左側奥が洞窟になっている。         洞窟内の浴槽

        先客がいて売店で待っていると愛想のいい店主がお茶とお菓子を出してくれ、上高地から下山
       して来てタクシーを待つ登山者と話していると先客が鍵を返しに戻り、中の湯の従業員と思われる
       方がどうぞと言って梓川を渡った卜伝の湯まで案内してくれました。中で鍵がかかり完全な貸切で
       す。湯舟は思ったより広く5、6人は可能です。洗い場、水道等はなく入浴のみです。湯は赤茶色で
       鉄分を含んでおり、金属と硫黄の混ざったにおいでした。秘湯ムードたっぷりの温泉です。
        
       
入浴料   700円   
       入浴時間は30分です。

       
       
近くに駐車場がありませんので沢渡からタクシーに乗り換えて行くのがお勧めです。 

      
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